小説
プリンセス・クライシス
女騎士ルイーズ

 ティレニアはこらえきれない悶え声を発して、背筋をのけ反らせた。乳首をいたぶられるたびに、ビンビン快楽の稲妻が走り抜けて、目の前で白い稲妻となってパチパチ炸裂する。もちろん、乳房全体への責めも忘れていない。今や快感が目一杯に詰まった肉球を、縛り上げるようにぎゅむぎゅむと強く揉み込まれる。時には千切れそうなほど強く、そして時には撫でるように優しく。緩急わきまえた乳房責めであった。
(こんな、こんな感触……)
 初めてであった。快感という物を知らない未通女の姫にはこれだけでももう堪らない。秘部はあっさりと決壊し、股の白布は自らの汗と、恥ずかしい恥液で重い色に変色している。隙間無く密着したレオタードは、少女姫の秘められた合わせ目をくっきりと透けさせていた。
「こんなに大勢の観衆に痴態を見せつけて、恥ずかしくはないの? まるで淫売じゃな。戦うより腰を振るのがお似合いなのではないか?」
「そ、そんなことを……くっ……あん!!」
 口答えをするティレニアを罰するかのように、皇女の膝が姫の股を割った。そして、膝頭でぐりぐりと武闘姫の姫貝を押し揉む。膝を回すようにしてくにゅくにゅと圧迫を加えると、まるで果実を押しつぶしたかのようにじゅわぁっと愛液がこぼれだしてくる。ずりっ、ずりっという布の擦れる音が、次第にぬちゅっぬちゅっという粘質な物へと変わっていく。皇女の膝責めは巧妙だった。彼女の膝にはやはり細かい触手のような物が無数に生えており、圧迫すると同時に、筆で撫でられるようなこそばゆい感覚を与えられる。
「うくっ、うっ、くんっ……!」
 恥ずかしい声を上げまいとする姫だったが。膝を回され、秘唇を押し広げられるともう声が止められなかった。プニプニとした大陰唇と小陰唇をたっぷりとこね回されてしまう。さりさりとした布地と敏感な割れ肉が擦れる感触は、快感の小電流を断続的に美少女姫の身体にもたらす。
「ふぅぁああ……」
 姫の口からは熱く、湿った声が絞り出された。
「ほほ、暖かい物がしみ出してくるの……。皆が見ておるぞ?」
 そう言われてみると、いままで意識もしなかった数千人からの観衆の目が意識されてくる。恥ずかしく尖った乳首に、満々と張りつめ火照った乳房に、そしてじゅくじゅくに濡れた姫割れに……。
「ああ……!」


(文:高橋良喜 イラスト:高浜太郎)


 にゅるる……。にゅるるる……
 触手が熱くなった肉体を何度も這い回る。乳房をこね回し、何度も何度も乳首を弾く。その度に脳が痺れ、身体の底から、熱い何かがあふれ出しそうになる。
(こ…ッ…こんな……こんなぁ…!?)
 ルイーズの顔をした人形の表情も、快楽に耐える表情を浮かべ、その顔がいかにも卑猥に見えて直視できない。
「いい表情になってきたじゃないか……どうだ、感じるか……?」
 耳元での囁き。距離は相当離れているはずなのに、まるで抱き締められ、すぐ後ろから声を吹き込まれているかのようだ。
「だ…誰が……ッ……貴様のような化け物に………」
 耳元での誘惑の声に抵抗する。心はまだ折れていない。強く自分を信じていれば負けることはないはずだ。
「フフ…そうこなくては……。それと「貴様」ではない。私の名はレビオラ。お前に初めての快楽を味わわせてくれるご主人様の名前だ。よく覚えておけルイーズ」
 まるで自分を奴隷かのように名前で呼ばれ、屈辱に顔を歪める女騎士。
「…っ、私の主人となるべき人は後にも先にもセリーヌ様ただ一人だ! 私の身体を支配できたとしても、私の心までは支配させない!」
「ますます気に入ったぞ…。必ずお前に「奴隷」となることを誓わせてやる。ドロドロの快楽の虜に堕としてからな…」
 ぬる……ッ…ぬめぬめ……ッ
 再び強く擬体に身体を絡ませてくるレビオラ。今度は正面からルイーズの肉体を抱き、先ほど注がれた淫らな液体を塗りこめるように身体全体を押し付ける。そしてその体勢のまま上半身をくねらせてきた。火照った乳房を柔らかく甘い感覚が包む。ルイーズの乳首が鎧越しに固く尖り、甘い快感に酔いしれる。
 女悪魔もまた興奮しているのか、こぼれた胸からはピンと尖った赤色の乳首が見えた。
グラマラスな肉体がぬめぬめした液体にまみれながら舞う姿は限りなく卑猥であった。
(こんな……女同士でぇ……ッ…)
 たとえ相手が異形の者とはいえ、女の姿をしているには違いない。ただの性行為にすら嫌悪感を覚えていたのに、同性によって淫猥なプレイを強いられる背徳感は耐えがたいものであった。
「どうだ…いいか……? 私にも淫魔蟲の媚毒が効いてきたようだ…たまらなく興奮するぞ、ルイーズ……」

(文:辺汰辺汰 イラスト:B-RIVER)

ハート・ブレイカー
 

 

 全身から快感の汗とは違う脂汗がねっとりとこぼれ出し始める。しかし、その熱さはいつまでも、不快な物ではなかった。敏感な部分を焼き尽くされ、身体中に焼きごてを押しつけられているかのような痛苦。それは一瞬おいて、じわぁっと身体の奥を炙る甘い炎へと変わっていくのである。
(うそぉっ……、こ、こんなことで……)
 自分自身が信じられなかった。次々と暴かれていく、マゾの素質。被虐の悦びを刻み込むかのように、ローパーの触手は身体のあちこちを焼いてまわった。
「ひぃんっ、くぅ、っふっ………はふ、あぁ………」
 乳首を焼かれ、おへそを焼かれる。一瞬の苦痛の後に残るジンジンとした妖しい疼き。いつしかハートブレイクの叫びからは悲痛な趣が消え、甘い吐息混じりにまわっていった。しばらく止まっていた愛液の分泌も再び始まり。じゅくじゅくと糸を引いてこぼれ落ちていく。
 心臓は早鐘を打ち、全身はふわふわと浮いた感じがして、安定しない。
(こんなの……ずるい……)
 人間のらち外を越えた、魔法責め。こんな拷問を受けたのは初めてであった。そんな彼女にはこれまでの責めはインチキにしか思えなかったろう。
 だがこれで終わりではなかった。否、熱棒責めなどはまだまだ序章に過ぎなかったことを、その肉体に教え込まれることになる。
「ここからが、見物じゃぞ……」
 その声に会わせて、ハートブレイクの乳首を責める触手達が一旦離れた。そして、両の乳首の先端と、触手とがくっつけられた。
(いっ……ったい……?)
「痺れるような快感などいかがかな?」
「!!」
 その言葉で紫の暗殺者は大臣の悪辣な意図を悟った。
「やめっ……」
 拒否の言葉を全て言う前に、ローパーが動いた。
 バチバチバチバチィィィッ!!
「ひぎゃぁっっっ!? あ、ぐぅああああーーーーーーー!!!」
 おそらくは本来の威力からはかなり弱められているはずの雷撃魔法が、最も敏感なハートブレイクの泣き所で炸裂した。まさに乳首に焼け杭を突き刺されたかのような激感が乳首で、胸の中で弾けた。全身が一瞬引きつるほどの強烈な電流に、紫の女は獣じみた咆哮をあげてのたうち回る。だが、情け容赦のない触手達は暴れ回りぷりんぷりんと揺れ動く乳房と、乳首を逃さない。執拗に追いかけ、二撃、三撃を繰り出した。
バチチッ! パチィッ!!
「あっぐあああああああああああ!!」
 今度は、先ほどよりもやや強い電撃。しかし。感じたのは痛みでも痺れでもなかった。快感。恐ろしいほどの快感だったのである。恐るべき稲妻の魔悦はハートブレイクの中の何かを麻痺させてしまったのか、局所への感電攻撃はすさまじい程の快楽としてフィードバックされる。全身がガクガクガクっと揺れ、目が限界まで見開かれる。漆黒のパンティとパンストに覆われているはずの股間からは、そんな物など無いかのように勢いよくびゅっ、びゅっと粘っこい愛液をまき散らしていた。苦悶と、そして快感が入り交じった艶めかしい悶え顔が汗と涙でぐしょぐしょに濡れる。
(だめ……こんなのだめぇぇぇ………しにゅう、しんじゃぅぅぅ……!!)
 一発電撃を喰らうたびに、一回の絶頂に飛ばされる。しかも、それが両乳首二回分だ。堪った物ではなかった。しかも、本来なら絶頂にたどり着いてもおかしくない責めなのだが、サキュバスの首輪の呪いで絶頂直前に止めおかれてしまう。まさに生殺しである。全身が濃密なメスフェロモンを漂わせた汗にまみれ、紫の衣服が、黒のストッキングが、しっとりと濡れて美女の豊満な肉体を彩る。
 しかし、ハートブレイクへの恥刑はまだ終わらない。今度は、一本の触手がゆっくりと、スカートがまくれ上がって露わになっているショーツの方へと向かう。自分の蜜と、汗でぐしょぐしょに濡れたパンティは既に下着としての用をなしていない。ぱっくりと割れた姫割れが、そして腰ふりを続けているうちに自然と剥け上がってしまったクリトリスがくっきり見えていたのだ。残酷な責め手は当然のようにその小さな肉突起へと向かい……。
 ヴァリヴァチチチィィッッ!!
「!!! はぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおあああああああああああああ!!!」

(小説:高橋良喜 挿絵:MISS BLACK)

 
ショートストーリー
鷹眼の射手姫セリナ
魔導師・テルミナ

 

想像を絶する快感に暴れ悶える太腿が獣の手でがっちりと押さえ込まれた。鋭い爪が健康的な肌に食い込んで鮮血をにじませる。
 ぴちゅっ、ちゃぷっ、れろっ、れろっ、れろおぉぉっ……。
 ガフガフという荒い鼻息を立てながら、魔物は少女のペニスを執拗に舐め嬲る。
 生臭い唾液を滴らせる獣の味覚器官が左右から差し伸べられ、ただでさえ疼き猛っている勃起に魔性の快感を送り込んだ。
 ビキビキと軋みそうなほどに強張った勃起の胴を挟み撃ちにして何度も舐め扱き、亀頭の丸みを磨き上げるようにグルグルと旋回する。痺れるような快感で腰椎が蕩け、意識がグチャグチャに掻き乱されてゆく。
 長く巧みな獣の舌は、愛液と尿水で濡れそぼった秘裂から亀頭の先端までを何度も往復し、男女の性器快感を一気に送り込んでおてんば姫をよがり狂わせる。
「ひいいっ! いっ、ひっ、くわあぁぁぁぁ〜んッ!!」
 未知の快感を送り込まれた少女の喉奥から甘い悲鳴が際限なく絞り出された。大きく割り開かれた太腿がわななき、下腹の筋肉がキュウッ、と硬く緊張する。
 二枚の舌によって好き放題に舐め嬲られているペニスのひくつきがひときわ激しさを増した。布越しにもビクッ、ビクンッ、と肉柱が跳ねる様がはっきりと確認できるほどの切羽詰まった痙攣である。
 爆発寸前のペニスの胴を二枚の舌が交互になぞり上げ、特に敏感な裏スジと亀頭先端をピチャピチャと小刻みに舐め弾いて屈服を促してきた。
(ダメ……何も……頭、アソコ……グチャグチャに痺れて……漏れちゃうッ!)
 膀胱が灼熱し、獣にしゃぶり回されるペニスの芯を甘く抉って何かが込み上げてくる。
 ドクンッ!! ひときわ大きくペニスがしゃくり上げ、尿道括約筋が異常なまでに引き絞られた。精液タンクに変質させられた膀胱から気が変になりそうな疼きが沸き起こり、甘美な灼熱感が陰茎樹の芯を甘く焼き焦がしながら駆けのぼってきた。
「あぁぁぁぁっ! 出るッ、でるっ、でるうふうぅぅぅぅぅ〜んンンンンゥッ!!」
 引きつった絶叫を上げ、拘束された肢体を限界までのけ反らせた姫の股間でペニスが激しい脈動を開始する。獣の舐めしゃぶりではち切れんばかりに張り詰めていた亀頭の先端、敏感なワレメが喜悦の痙攣を起こして弾けた。
 ドクウッ! ドクッ、ドクッ、ドピュルウウッ、ドピュルルルルルウッ!!
 魂までも引き抜かれてしまいそうな放出感とともに、白濁の絶頂汁が迸る。
 股布の下で、少女に生やされたペニスが激しく脈動して射精しているのが見て取れた。

(文章:蒼井村正 挿絵:なかざわひのと)



 何とか身体をよじって触手の戒めから逃げ出そうとするテルミナだったが、魔法の使えない彼女などそこらの小娘同然である。触手の頑強な力に抗する術もなく、あっという間に体位を変えさせられてしまう。片足がぐっと大きく割り拡げられ、股間を丸出しにする恥ずかしいポーズを取らされてしまう。その途端、レオタードの端からつぅっと愛液がこぼれだし、ぽたりとしたたりおちていった。すでにぐっしょりと濡れそぼった股布は、ふっくらと膨らんで開いた秘密の穴をはっきりと透けさせてしまっている。その場所に、ぴとりとサイクロップスの棍棒にも等しいほどの触手が密着する。
「だ、だめ……い、いや……!」
 くっついてみると、対比で大きさの違いがよりはっきりする。まだ異物の侵入を許したことのない初々しい処女穴は、いくら今までの胸愛撫で緩んでいるとはいえども、触手と比べては直径が違いすぎる。しかし、そんな事実など無視するかのようにゴーレムの極太触手はぐりぐりと大陰唇をかきわけ、小陰唇を先端のぬめりでぬるぬると刺激してくる。
「くっ、ふぅん……むりっ、むりだってばぁ……」
 ねとねとと敏感な穴付近をこじられると、恐怖心とは全く無関係に身体が愛液を沸き立たせてしまう。
 他の触手達が、がっしりとウエストの腰骨付近に巻き付き、テルミナの身体をホールドした。頃は良しと見たか、超極太触手がゆっくりと、膣腔内部へと侵入を開始した。
 ごりりっ、みちぃ、きちきちきちっ……!
「うわぁあああああ!? いたぁいっ、痛ぃっ、やあああ!!」
 肉が軋み、秘唇が限界寸前まで拡張される。血の気をほとんど失うまでに伸びきった肉の輪は、どうにか裂けることはなかったようである。それでも、肉体を股から真っ二つにされるような恐ろしいほどの激痛が少女の身体を突き抜けた、肉襞を押しつぶし、かきむしり、狭い膣道が恐ろしいほどに拡張される。
「くはぁああああ………!! う、うえぇええええ……!!」
 まるで肺腑から空気を押し出されているかのような強烈な圧迫感。テルミナは目を見開き、口を大きく開けて舌を突き出した。下腹部が破れてしまいそうなきりきりとした激痛が股間で渦巻き、目の前が一瞬ブラックアウトしそうになり、黒のグローブに包まれた両手が何かを掴むように虚しく宙をかく。
 超極太触手が進むたびに、テルミナの漆黒のレオタードに包まれたなだらかなお腹がボコ、ボコと剛棒の形に合わせて膨らんでいき、それはとうとう最奥、子宮口にまでたどり着いた。
 どずんっっ!!
「ぐへぇっっ……!!」
 全身の骨を揺さぶるような強烈な衝撃が走り、思わず踏みつぶされたカエルのようなうめき声をあげてしまう。
(痛い、苦しい、痛い、きつぃっ、くるしぃっ……!!)
 串刺しにされた哀れな漆黒の美少女の脳裏に、ありとあらゆる苦しさを示す単語が浮かび上がってきた。しかし、それはまだ始まりにしか過ぎないことをこれから思い知ることになる。
 最奥まで到達した超極太肉棒が、来た道を戻り始めたのである。
 ずりゅずりゅりゅ……!
「うえぇぇ……、う、あぅーーーーーー……!!」
 内臓その物を引きずり出されそうな超刺激に、テルミナは無様なうめき声を上げて全身から脂汗を垂らした。肉体の中で最も敏感な肉襞を最も乱暴な方法で責め立てられ、もはや息も絶え絶えである。

(文章:高橋良喜 挿絵;無望菜志)

 

 

小説

:高橋 良喜
:蒼井村正
:辺汰辺汰

イラスト

:B−RIVER
:MISS BLACK
:高浜太郎
:なかざわひのと
:無望菜志

初版発行 :2006年4月23日(サンシャインクリエイション31)