「……え」
  目を見開き、震えながら下の方を見やると、なんとフェイトのバリアジャケットを貫き幼い股間にガジェットの頭頂部がめり込んでいたのである。
「………ぁああああああああああああああ!!!!」
  状況を認識した途端、彼女の全身に引き裂けそうなほどの激痛が襲いかかった。P.T事件でも闇の書事件でも苦痛など上げなかったフェイトがまるで獣のような絶叫を上げる。
(おしっこのあながっ、きたないところがっ、ささってる、そんなところに、刺さってる!!)
  まさしくに身を裂くような激痛に黒いバリアジャケットに包まれた身体がびくびくと痙攣した。当然の事ながら男のことなど知らないフェイトの性器はまったく未開発だ。自分で触った経験すらない。本人も思っているように、そこは『おしっこをするところ』でしかないのである。
  そんなところに愛撫もなしに極太をぶち込まれたのだから痛くないはずがない。今までに感じたことのない様な種類の痛みがフェイトの脳裏を滅茶苦茶にかき乱していく。両手両足が反射的につっぱらかって、ビクビクと震えた。
  ほとんど半狂乱で両手を添えてドローンの頭から逃れようとするが、
「ひぎゃぅぅぅっっっ!!」
  前傾姿勢になるだけで頭部が突き刺さった股間が裂けるように痛み、反射的に元の弓なり姿勢に戻ってしまう。
「あがぁぅううううううっっっっっんんんんっっっっっ!!」
  ツインテールを打ち振って痛みに悶えるフェイト。さらさらとした金髪が左右に揺れるたびに、真珠のような涙が辺りに飛び散った。
(なのは……助けて……なのは……)
  大好きで、もっとも頼れる親友の名を心の中で呼ぶが届くはずもない。それどころか状況は更に悪果の一途をたどった。
「はぁぁぁっっっ……ぁ……はぁぁぁぁっ……。は、はな……せ……!」

「うっあぁあああぁああああああああああっっっっっっっ、そんなところぉ、そんなところぉ、いじ、いじるなぁぁっっっ、いじらないでぇぇええっっ!!」
  懇願とも哀願ともつかない嬌声が辺りに響き渡った。「あなたぐらいのコならまだお○んこの味は分からないでしょ、ならこっちよね♪」という巫山戯た理由によって陵辱されているのは、正真正銘の『おしっこの穴』、尿道であった。
  細いビンを洗う時に使うようなブラシに似た触手が、少女の尿道を傍若無人にガッシュガッシュと強く洗い続けている。もちろんブラシとは言っても柔らかい物で、痛みはない。それどころか頭の中が沸騰しそうなほどに気持ちよかった。じゅりゅじゅるとおしっこの穴を抉られると、おへその下辺りがビンビン痺れる。痺れは甘い衝撃波に姿を変えてフェイトの全身を駆けめぐった。
  この快感は魔獣に受けた責めの物とはまったく種類が異な留用に、彼女には思えた。魔獣の責めは激しく、暴力的である物のどこか緩慢な気持ちよさがある。それに対しておしっこの穴をいじられるのは『気持ちいいおマメ』をコリコリされるような、刺激的な快感なのだ。自分が好んで使う雷のような鋭い気持ちよさが脳みそに、そしてお腹の奥に突き刺さる。
「もれひゃぅっっっっ、まらもれひゃう、おもらししひゃうから、そこ、そこもうや……やぁあああああああっっっっっ!!」
  尿道ブラシの先端から放たれた、魔獣の物よりは弱いがそれでも立派な媚薬粘液が狭い穴を逆流し、膀胱一杯に充ちていた。その量が限界に達し、さらにブラッシングによって刺激されて溜めておけなくなったのだ。膀胱括約筋がキュッと締まり、溜まっていた粘液が一気に押し戻される。
  ぷちゅぅぅっっっ、ぴゅるぅっ!
「ひやああああああああ! おひっこがぁぁぁあああっっっっおひっこ、おひっこぉぉっっっっ!!」

   
食い縛った歯がカチカチと鳴り、口の端から苦しげにも聞こえるうめきが漏れた。おそらくはただの粘液ではあるまい。何らかの媚薬効果を持った液体はインパルスフォームの魔法防護すら浸透し、直接アンダーウェアをしっとりと濡らす。
(く……お尻が……火照ってくる……)
  一瞬はひやっとするが、すぐに柔らかな温かみに変貌し、フェイトの下半身をじんわりと火照らせていくのだ。さらに他の男が少女の頃とは比べものにならないほど豊かに育った乳房を責め続けてくる。
  黒のコートにも似たバリアジャケットは、ライトニングフォームやソニックフォームほどの密着性はないもののボディコンシャスなタイトさを持っている。そんな衣装を盛り上げるたっぷりとした胸が男達の興味を引かないわけがなかった。
  細い触手を持った男がフェイトの肉丘をたっぷりと弄んでいく。指のようにも見えるその触手は、しかし十本以上の数があり明らかに人間の指ではなかった。そのうえ一本一本が異なる性質を持っている。ウナギのような弾力をもつ、ある意味ではスタンダードなもの、荒縄のようなやすりのような体表面をしたもの、岩のように硬いもの……。様々な肉手が様々な方法でフェイトの豊満な乳房を責め立ててくるのである。
22
  根本からくびり出されるようにぎゅっと強く絞り出されると、押しつぶされた柔肉の中心がぽっと火照り始め、甘ったるい熱が乳房全体へと波及していく。決して強すぎず、弱すぎず極序のマッサージ師のような手つきだ。状況が状況でなければ身を委ねてしまいそう。
「ふあぁ……は……っ……」
  揉み込まれるたびに熱されたマシュマロのよう自由自在に形を変える。アンダーの下では汗が沸々と沸きたち始め、絹のような肌がしっとりと濡れて蒸れ始めていた。身じろぎするたびに胸元からむわっと女の甘酸っぱい体臭が振りまかれる。
「いい顔だ、大分出来上がってきたみたいじゃないか、ん?」
  どこか遠くで聞こえる男の嘲り。はっと顔を上げると、無数の好色な視線が飛び込んできた。皆が皆、自分の淫らに形を変える乳房や、さわれるたびにくねくねと悶えるヒップに注目している。
(あぁ……こんな……のを……見られているなんて……!)
  呆けてしまいそうになる表情を必死に引き締め、「見るなっ!」と叫んだが、もちろん効果はない。それどころか
「いいのか? そんな大声出して。俺たち以外の連中に気付かれちまうぜ?」
  などといってくるのだ。そう、今この車両の乗り込んでいるのはフェイトと犯人だけではない。そして、今の声で車内の大多数が異変に気付いてしまった。
(しまった……)
  悔やんでももう遅い。今までの好奇な視線に加え、無辜の一般人からの視線が突き刺さるのを感じた。
「ククっ……! 何とでも言うがいいさ。君が何者であるかは聞くまでもない。身体が教えてくれるのだからな」
  フェイトの叫びも、狂気に酔った科学者には何ほどの物でもなかった。淡々とカートリッジ交換作業を終えると、スイッチに手をかけ、「さあ、第二フェイズだ」。そういって『連続発射』のボタンを押した。
ズバババババババンンンッッッッッッッ!!
「!!!! っぃーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっっっっっっ!!」落雷を思わせるような轟音と共に、膨大な精液がフェイトの子宮内に乱射された。受精機の固定が発射の振動で甘くなってきたのか、膣道内で滅茶苦茶に暴れ出す。そのために着弾地点が一定にならなくなった。今までは綺麗にヘソの下辺りがポコっと膨らんでいたのだが、今度は下腹部、脇腹、おへその上と場所を選ばずに脹れあがる。
「あぁぁぉぉぉっっっっっ!! はぉおおおっっっ! あぅああーーーーーーーーー!!」
  まったく予測不可能な場所をいきなり叩き付けられる。意図しないランダム性のおかげで、フェイトはいつまでたっても刺激に慣れることが出来ない。内臓器官を内側から不定期に抉られるたびに、真っ黒な快感爆発が起こった。
  身体が自分の意思とは関係なくのけぞり返り、鋼鉄のグローブに包まれた両手が宙を掴む。股間からは水鉄砲のようにドクターの精液とフェイトの和合水がドプドプと噴射されていた。内ももは既にしっとりふやけ、艶やかな黒だったニーソックスは淫水を吸ってすっかり色が変わってしまっている。布地で吸収しきれなかった分はカクカクと揺れるふくらはぎを通って、ブーツの中に溜まり、足の先まで精液漬けだ。反射的に足指が反り返るたびにぎゅぷぎゅぶと泥を踏むような音が鳴る。
  ブーツに入らなかった物は床にしたたり落ちた。その量は凄まじく、既に一面が精液溜まりの様相を呈している。暖かい精液とフェイトの蜜液は湯気が立つほど暖かく、そこから放たれる淫臭は周囲をこれ以上ないほど淫らな空気に変えていく。
  魂まで蕩かせるような危険な爆発が何度も何度も繰り返され、意識がどす黒い快感の渦に飲み込まれていく。
「あぐぁぁぁぁぁあああうううううっっっっっ……ひ………うぁ……ぁ……ぁ……」
数十回以上の絶頂を一気に重ねられてはたまらなかった。開きっぱなしの口から泡のような涎がこぼれ始め、全身から力が抜けていく。驚愕に見開かれた瞳がゆっくりとあがり、白目になっていく。汗と精液に濡れたツインテールがくたりと折れ、首もついで落ちようとした……その刹那。
「おっと、失神されては着床率が悪くなる。もう少し、耐えて貰おうか」

 

小説 :高橋良喜
イラスト

:無望菜志
:灯ひでかず
:呉マサヒロ
:B-RIVER

SpecialThx :はずき
初版発行 :2007年11月11日(リリカルマジカル3)