知 ら れ ざ る 『もう一つの』 魔 の 宴 □

「あ、熱い、熱い……あつ、いぃぃぃ……」
 どぷっ、どくどくっどぶどぶっ……。
 絶え間なく膣内へ、そして子宮の中へとマグマのような精液が止めどなく注ぎ込まれていった。その量はミーティのスレンダーな身体には到底収まりきる量ではなかった。小さな子袋は寸秒を経ずに容量いっぱいになる。キャパシティを越えた精液が逆流しようとするが、根本は巨大な触手ホースでぎちぎちに埋められている。
 行き場を失った熱汚汁は自然、子宮に溜まっていった。元々は子供を産むための器官だけに伸縮性はある。みるみるうちにほんのりと桜色に色づいた蜘少女のお腹がぽっこりと膨らんでいった。
(しみ……るぅ……ボクのお腹の中に、こんな雌豚の汁が、染みちゃってる……!!)
 子宮の中でねっとりと粘った愛液と触手の精液が混ざり合い、最高の媚薬としてミーティの中へと戻っていく。はじめは胎内が焼けただれるのではないかという恐怖すら感じた灼熱感も、今では心地よい火照りへとすり替わっている。お腹の中からじんわりと快感の波動が広がり、蜘少女を悩乱させるのだ。
 全身から沸々と玉のような汗が浮き出し始め、申し訳程度な乳房の谷間や引き締まったお腹を伝ってこぼれ落ちていく。ミーティが苦しそうに身悶えするたびに甘酸っぱい香りのする香水がまき散らされ、周囲の淫臭がどんどん濃くなっていった。
 こぷこぷと子宮内で液体が振動するたびに最も敏感な所を優しくもみ洗いされているようなゾクゾクした快感が走り、半ば肉触手に埋め込まれた身体がびくびくっと震えた。背筋が腰のキュン、キュンっという貫くような電流にも似た快感が通り抜けるたび、強いブリッジのようにのけぞり返ってしまう。
「あぁぁー……ぅっっ、くは、はぅぁあああ……」
 その度に子宮内部に満ちた精液がちゃぷちゃぷとシェイクされ、更なる快感が発生する。淫らな腰振りダンスが止められなかった。
「あぁ……だめ、だめ……ぼ、ボクのお腹……破裂する……!」
 度無し眼鏡の奥でブラウンの瞳が熱っぽく潤み、随喜の涙が止めどなくこぼれ落ちる。熱い吐息を止めどなくはき出す唇には幾重もの涎の糸がかかり、危険な美少女の艶めかしさに花を添えていた。

本文中より抜粋
(小説:高橋良喜 挿絵:あぶりだしざくろ )

魔が堕ちる夜ファンブック『逢魔が姫』
メロンブックス各店様にて委託販売中


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350*40



:staff
あぶりだしざくろ(表紙、挿絵、その他イラスト)


高橋良喜(小説)
B-RIVER(裏表紙、漫画)


昌大(ゲストイラスト)



:Spek
【逢魔が姫】
/ B5 / 32p / Adult only /630 yen