「がふぅっ、げほ、うぐぅぅぅぅっっ!!」  アクエリアのの悲鳴、いや、くぐもった叫び声が響いた。  多数の目が集まるリングの中央で、その「試合」は行われていた。いや、試合というのは正確ではないかも知れない。なぜならば、観客の誰もが「ある一方」が勝つことなど期待していないからである。  今まで「組織」を苦しめてきた聖戦騎アクエリアに対する「処刑ショー」。それがこの試合の本質であった。 「おらおらおらおら! もっと抵抗して見せろよ、おるぁ!」  そう言いながら、アクエリアの数倍はありそうなほどの巨漢妖魔はパンチを繰り出し続けた。その拳はまるで巨岩にも匹敵する大きさと堅さを備えている。それが猛烈な勢いでなだらかな腹にたたき込まれるのだ。防御力を高めるボディースーツを身に着けていなければあっさりと内臓破裂で死んでいたことだろう。だが、その衝撃全てを吸収出来るわけではない。パンチが一発腹に深くめり込むたびに胃は押しつぶされ、肺から空気が絞り出される。まるで内臓器官を強力に揉み潰され、更にミキサーにでもかけられているかのような苦痛が腹部から全身に向かって響き渡る。  苦痛の波紋が幾度も幾度もわき起こり、聖アクエリアの脳を焼いていく。これならばいっそ一発で内臓を潰されていた方が楽だったかも知れない、そう思えるほどだ。口から血の混じったヨダレと、酸っぱい胃液がこみ上げて大きな胸元へとぽたぽた垂れる。垂れたヨダレは殴られるたびに大きく揺れる胸に弾かれ、球になって辺りへと飛び散っていく。メガネの下の垂れ目がちな瞳から涙がにじみ、落ちていく。 (くはぁぁ……っ……! お腹が……潰れそう……。でも、ここで、弱いところを見せたらっ……!)  もはや肉のサンドバッグのような状態になっているアクエリアであった。しかし、それでもまだ諦めようと言う気は微塵もなかった。本質が「処刑ショー」とはいえ一応建前は「試合」である。その隙につけ込むことが出来れば……。それが彼女の唯一の希望であった。  しかし、そんな淡い希望すらも打ち砕かれる瞬間が来た。 「ほぅら、ほぅら! そろそろキツイの一発行くぜぇ? そうらっ、喰らい、なぁっ!」  そう叫んだ妖魔が、一端身を低くかがめた。 「?」  一体何を……。そう思った瞬間、妖魔が動く。脚のバネを全力で生かし、拳を下から上へ大きく突き上げる。その拳が向かう先は、ボディースーツに包まれた股間。  どぉぉぉっごぉぉぉぉぉぉ!!! みちみちみちぃっ、ごぎゃあああ!! 「きゃああああああああああああああああああああ!!!!!!!」  リング内にひときわ大きい悲鳴、いや、絶叫が響き渡った。妖魔の全力を持ってはなったパンチは防御力抜群のボディースーツを破ることはかなわなかった。が、抜群の伸縮性を持って、拳と一緒に秘唇の中へとめり込んだのである。もちろん、女性の可憐な秘唇がそんな物を受け入れられるわけがない。秘唇は一瞬で限界まで拡張され、更に広がった。肉が、裂けたのである。出産の100倍以上は有ろうかという強烈な拡張感。まさに「身を裂かれる」様な苦痛が股間から脳天に向かって駆け抜けた。股間を中心にして身体を真っ二つにされてしまうのではないか。そんな絶望的な苦痛感がブーツに包まれた足指から頭のてっぺんまで駆け抜けていくのだ。 (死にゅぅぅぅぅぅぅっっっっ!!! しんじゃ……うぅぅぅぅっっっ……!!)  だが、苦痛の協奏曲は今始まったばかりだ。超巨大な拳はその節々で敏感な肉壁をガリガリとかきこすり、粘膜を傷だらけにしていく。全く濡れてもいないところへ巨大すぎる圧塊の突入である。柔肉を切り裂かれ、更にかき混ぜられるような恐ろしい責め。女体の中で最も感じやすい神経器官を抉られる苦痛は、もう言葉では言い表せない。ただ、全身が痙攣してしまう。ロンググローブに包まれた指が、勝手に開いたり握ったりを繰り返してしまう。あまりの痛みに筋肉が麻痺したか、アクエリアの意志とは全く関係のない所で身体が動いてしまう。  拳は更に奥へ奥へと突き進み、普段ならば決して侵入者を受け入れることのない子宮口を無理矢理こじ開けた。そして、子宮内部まで侵入し、ドスン! と、腹を突き上げる。 「あ……あが……! が……はぅ………!」  ボディースーツに包まれたなだらかな腹が、ボコリ! と脹れあがった。それも拳の形にである。まさに身体内部から送り込まれた超強力なボディーブローだ。秘唇、膣、そして腹を突き破られそうな強烈な圧迫感。この三つがない交ぜとなって強烈な激痛を形作り、凛々しかった変身ヒロインの神経という神経に筆舌に尽くしがたい痛みを植え付けていくのだ。 (……こんなぁぁぁぁぁ………っっっっ………ひどぉっっ……ひどすぎぃ……)  痛みに混乱し、かすむ視界の中で自分の無惨な姿になった腹が見える。変身ヒロインとして奴らと戦うと決意した時から、様々な艱難辛苦が訪れるであろう事は覚悟していた。しかし、こんな事までされてしまうとは、こんな苦痛を、そして辱めを与えられるとは。想像すら出来なかった。戦うヒロインの決意が痛みにこそぎ取られ、徐々に女としての本性が姿を現し始める。  痛みにもうろうとした意識の中で、更なる地獄を告げる声が聞こえた。 「これで終わったと思ってるんじゃネエだろうな? これから本番なんだぜぇ、食らえ マシンガンパンチ!!」  淫魔がそう叫んだ瞬間、秘唇にめり込んでいた拳が大きく引き抜かれる。 「ひぎゃあああああっっっっ!!」  内臓その物が日置刷り出されそうな激痛。アクエリアは再び痛みの絶叫をあげる。拳は秘唇から出るか出ないかというところまで引き抜かれ……再び奥深くまで強烈なパンチをぶち込む。それが、目にもとまらぬ早さで繰り返されたのである。  どずどずどごぉっどがどがどがぁぁぁぁぁ!!! 「ひぎゅぁぁぁあっっっっっ!!! ぎゃぐぅううううううっっっ! ひぃぃぃぃぃぃ!!」  まさに「マシンガン」と呼ぶのが相応しいような猛ラッシュであった。がこがこがこがこっ!とアクエリアの身体が大きく縦に揺れる。しかし、肩の所で羽交い締めにされているためにそれ以上上には行かない。つまり、パンチの衝撃を全て腹と、肩で受けることになるのである。一発ごとに常人ならば即死するほどの激痛が訪れる。変身していなければ一発一発で間違いなく殺されていたことであろう。しかし、変身した彼女は常人の数千倍の生命維持能力を誇る。だが、この際はそれが皮肉な方向へと働いている。ひと思いに殺されることすら出来ないのである。 (いたいいたいいたいいたいいたいたいいいいいいいい!!! もうやめっやめ、くるし、いた、ああああああああ!!!)  ごぎりぃっ!!  悲惨な音が、歪んだ観衆が上げる歓声の中に混じった。あまりの猛烈な突き込みに耐えられなくなった骨盤に、ヒビが入った音。そして。  がぎぃっっ、ごぎぃぃぃっっ!! 「あああああああああ!!!」  両肩の関節が粉砕された音。まさしく四肢をぶちこわされてしまったのである。両腕を、両脚の付け根を粉砕されるという強烈な激痛。まるで子供が虫を嬲って楽しむかのような凄惨な責めだ。もはや、アクエリアに残った体力は0だ。一寸の勝機すらも奪い取ってしまったのである。  マシンガンパンチはいつまで続いただろうか。アクエリアが意識を失う寸前、ようやく終焉を迎えた。彼女自身が自己防衛本望でながした蜜と、裂けた膣からしみ出した血が入り交じった巨大な腕がズボン、と股間から引き抜かれる。 「あぁ……あぅ……あ………はぅ………」 (おわっ……た………の…………?)  ようやく訪れた一時の安息。しかし、それすらもが次なる地獄へのインターバルにしか過ぎなかったのである。  両肩を羽交い締めにしていた妖魔が、その戒めをほどく。 「あ………ぅ…………」  アクエリアはそのグラマラスなボディををどしゃぁっと汚れた地面に横たえた。股関節が破壊された上に、内部ボディーブローが彼女に与えたダメージは強大だ。もう立っていることすら出来なかった。このまま、休みが与えられれば神の加護を受けたボディースーツがダメージをいやしてくれる。  だが、もちろん妖魔共はそんな余裕を与えたりなどしない。更なる責めを、倒れ伏したアクエリアに加えるのだ。妖魔は遂にその汚れた本性を露わにした。股間を覆っていた汚らしいパンツをむしり取る。すると、なんとそこには長大なペニスがそそり立っているではないか。しかもその数は五本。そのうえ、一本一本の太さは先ほどの拳など可愛いとさえ思えるような代物だったのである。 「そろそろ俺の方も、楽しませて貰うぜ」  異形の陰茎をそそり立てた妖魔が、力を失った変身ヒロインへと向かっていく。 (死んじゃう……本当に死んじゃう……あんなの絶対無理ですぅ……! 神様、ああ、神様ぁぁ………!!)  今までの責めは妖魔にとっては愛撫程度にすぎなかったのである。妖魔はアクエリアのくなっとした身体を持ち上げると、巨大な腕で抱き寄せるようにした。愛する男にされるのなら抱擁であるが、憎むべき妖魔にされるならば、それは拷問でしかない。  妖魔はアクエリアを抱いた腕をギリギリと引き絞っていった。 「かはぁぁぁあ……あ、あが…………!!!」  腕と鉄板のような胸板に押しつぶされ、アクエリアのタダでさえ細いウエストが更にギリギリと引き絞られていった。肋骨がみしみしと嫌な音を立て、ヒビが入る。肺は押しつぶされて酸素が絞り出されて、あまりの苦しさに目の前がレッドアウト仕掛ける。  そんな状態のアクエリアに、とどめの一撃が加えられる。妖魔の股間にそそり立つ陰茎が、まず一本秘唇へと潜り込む。  どぶぅぅぅっっっ……! 「あぁ…………!!!!」  そして更にもう一本が突き立てられる。股関節を砕かれた秘唇は多少柔軟になっていたとはいえ、やはり圧倒的な質量を受け入れるには足りなすぎる。秘唇は更に大きく裂け、漆黒のボディースーツに血が滲む。これだけのことをされていながら、神の加護を受けたボディースーツが未だ破れていないのはいっそ皮肉でもあった。  そして、トドメの一本が、なんと尿道へと突き立てられる。超質量の肉塊を二本も受けた穴である。ほとんど潰れて分からなくなっていた小さな穴なのだが、妖魔はそれをすら責め立てたのである。 「!!!!!!!!………………!!!!!」  脳神経があまりの苦痛に焼き切れそうだった。いや、脳神経だけではない。神経細胞の全てが苦痛を流し込んでくるのだ。喉は潰れんばかりの絶叫をあげようとするのだが、酸素が押し出されているためにくぐもったような掠れ声しか出てこない。つぶらだった瞳はくわっと限界まで見開かれ、あまりの痛みに涙腺からこぼれる涙が止まらなくなってしまっている。 「いいねいいねいいねぇーーーー!! 俺様はその瀕死の表情を見るのが大好きなんだ……!」  妖魔はかつては凛々しく同胞を打ち倒してきた聖戦騎アクエリアの無惨で、それでいながら枯れる寸前の華のような美しさに興奮を隠せないようだった。それは千を越えようかというギャラリー達も同じ思いらしく、激しい歓声が飛び交っている。  妖魔はその歓声に後押しされるように、アクエリアを更に責め立てていった。残った二本の超巨根を、アナルへと差し込んだのである。  みぎみぎみぎみぎぃぃぃっっずぼんん……!!!! 「……………ぎひぃ……………!!!」  肛門括約筋は最初こそ儚い抵抗を見せた物の、圧倒的な圧力の前にあっさりと膝を屈した。小さくすぼまったアナルはあっさりと引き裂かれ、直腸の奥まで一気に貫き通されてしまう。まさに、内臓の中まで犯される超絶ファックである。  ずぼぼぼっっっ!!! ぐちょっ、どずぅん、めきめきぃぃっっ……!  一突き毎に、アクエリアの身体が大きく揺れる。その度に、身体の骨が一本ずつ折れていく。強烈なベアハッグは肋骨を一本、股一本と確実にへし折っていく。もちろん、ロンググローブに包まれた腕の骨も同時に締め上げられ、粉々に砕けている。  身体中の骨を砕かれるという、壮絶な凌辱。いかな神の守護を受けた聖騎士とはいえ、物事には限界という物があった。迫り来る地獄のような激痛。全身が、痛い。何もかもが、痛みにしか感じられない。  そして、最後の瞬間は訪れた。 「さぁぁぁぁぁあ! 俺様の熱いのをたっぷりくらいなぁぁっっ聖戦騎アクエリア様よぉっっ!!」  ひときわ強い突き込み、そしてその瞬間。  どびゅるるうううううううっっっ、どぷぅぅっっっ、どびゅ!!  妖魔ペニスの先端から、大量の汚れた粘液が吐き出された。粘液は一瞬にしてアクエリアの腹を満たし、ぼごんっっ!! と膨らませる。そしてアナルにももちろんそれは注がれた。狭い直腸をあっという間に満たし、大腸、小腸を通って胃をもあっという間に満たし、アクエリアの小さな口から大量の精液が逆流した。  妖魔は最高の絶頂に感極まったか、アクエリアの身体をひときわ強く抱きしめていた。 ……ごぎり!!  今までで最高の締め上げ。遂に最後の骨、背骨までもが絶望の音を奏で、へし折れる。 (……かみ…………さま…………)  聖戦騎アクエリアは最後まで救いの手をさしのべなかった残酷な神の名をつぶやきながら、心臓の鼓動を止めた。  麗は息絶えてなお、凌辱の宴に供され続けた。千を越える妖魔達が、精液袋となった憎きアクエリアに復讐する機会を得たのだ。無数の雑魚妖魔達が既に冷たくなった身体に群がり、たこのようになった全身をただひたすらに、嬲り続ける。  ようやく全てから解放された麗の魂を穢し、神の御許へといかせまいとするかのような執拗な凌辱。  聖戦騎アクエリアは躯となっても、安息を得ることが出来ない。これが妖魔と戦い続けてきた凛々しき変身ヒロインの、末路であった。