「うぐぁぁぁっっっ……。あ、あがぁぁぁぁ!」
(オズワルド……様……)
無謀とも言える戦いだった。最初は何とも思わぬただの主人でしかなかった黒い剣士が、
自分の中で大きな割合を占めるようになったのはいつ頃だったろうか。そのために伝説
の竜にすら命を賭けて立ち向かっている。自分もそのドラゴンに立ち向かうが……結果
は惨憺たる有様だった。巨大な質量差に押し切られ、傷付き倒れた。相手は獣であると
はいえ、戦場で破れた娘がどのような末路をたどるかは自明の理。ましてや相手が本能
に生きる破壊の化身であればなおさらだった。
「や、止めろ、何をする!」
炎に焼かれ、尻尾で殴りつけられた全身は骨が砕けてしまったかの用であった。指一
本動かすことも出来ず、普段は身に着けていることすら意識しない両脚の甲冑は今や枷
でしかない。地面に無様に倒れたワルキューレは、ずしん、ずしんという地響きを立て
てこちらへ近寄ってくるレヴァンタンを睨み付けることしかできなかった。破壊の竜は
グウェンドリンをまたぐような形で位置どると、前足で敗残の戦乙女の両腕を、後ろ足
で両脚を踏みつけた。
ぐぎっ、めきめきめき……。
「んぐううううううううっっっ!!」
小山にのしかかられたような物である、両手両足の激痛は想像を絶した。折れ曲がった
四肢は地面に無惨にめり込んでしまう。これが岩床だったならば、彼女の芸術的とも言え
るおみ足達は見る影もなく押しつぶされていたろう、だが、そんなささやかな幸せはこれ
から始まる地獄に比べれば何の意味もなかった。
地面に縫いつけられた戦乙女を狙って、レヴァンタンはその強烈な欲望を露わにしたの
である。股間にそそり立つ、おぞましい肉棒がグウェンドリンの目に入った。
「っ……!!」
戦乙女は目を剥いた。ドラゴンの生殖器は正に常軌を逸した物であった。太さは彼女のサ
イファーの数倍はあり、長さはほぼ同じぐらいだろうか、表面には皮膚同様びっちりとウ
ロコが生えそろっている。グウェンドリンがいままで戦場でみたどんな凶器よりもおぞま
しい代物である。
それが、グウェンドリンの股間にあてがわれた。
「………!」
どんな戦場でも恐れは見せない。死ぬまで勇敢に戦う……! その決意に、戦乙女はとも
すれば叫びそうになる自分の心を必死に叱咤する。そんな悲壮な決意を嘲笑うかのように、
破壊の竜は侵攻を開始した。ショーツを脱がそうともせずに、大きなやすりのようなイチモ
ツがグウェンドリンの秘部を侵食する。
めきぃっ、ぐりぐりぐり……めきゅぅっ……。
「んぐぅーーーーーーーーっっっっっっ、ぐう、あぐぅうううううううっっっ」
ワルキューレの全身からどっと脂汗が吹き出した。股間が引きちぎられそうなほどの激痛
が身を苛んだ。小さな山に匹敵する質量で濡れてもいない股間を押し割られるのだから、そ
の激痛は想像を絶する物があった。しかも、棍棒のような凹凸がまったく濡れてもいない粘
膜を引き裂きながら奥を目指してくるのである。
「あぅうううううううっっっっっ!」
(オズワルド様、オズワルド様……!)
愛しい夫の名前を心の中で何度も叫んでこの苦境を耐え抜こうとするが、嵐のごとき暴虐の
前にはそれも儚い抵抗に過ぎなかった。
ずぬぅっ、ごすんっっっっ!!
「ひぐぁぅっっ!!」
一際強くグウェンドリンの身体が揺れた。子宮口すらこじ開け、レヴァンタンのイチモツが
グウェンドリンの最奥を捕らえたのだ。ワルキューレの腹部が無様に脹れあがった。
「あがぁぁっぁ……ぁぅ……」
パクパクと陸に上がった魚のようにグウェンドリンの口が開閉を繰り返す。身体を動かすた
びに敏感粘膜がドラゴンのウロコに抉られて、股間を千切られそうな痛みが走った。全身から
血の気が引き、意味もなく身体が震えた。反射的に身体がのけ反ろうとするが、四肢を押さえ
込まれているためにそれもままならない。
(お父……様……オズワルド……様……お姉さま……)
苦痛に混乱する脳裏で、愛しい人たちの面影が交錯する。
